謎の神経痛克服記

自律神経失調症?異痛症?線維筋痛症?原因不明の突発性神経痛との戦い


ビタミンB12は神経痛に効くか?

神経痛の治療薬には、その効能から幾つかに分けられます。一つは現在私が飲んでいるトリプタノールで、これは本来「抗うつ薬」であり、医師の処方が必要な薬です。二つ目は漢方薬(処方薬・市販薬共にあり)。そして3つ目がビタミンB12を主成分とする薬です。

ビタミンB12は末梢神経の修復に作用するとされており、これを大量に接種することで神経痛を抑制できることがあります。ビタミンB12を含む薬としては、市販薬ならエーザイの「ナポリン」が有名です。

末梢神経は通常、一日に1mmほどしか修復されないそうですが、ビタミンB12を(ナポリンの一日量である)1500mg取ると2mmほどにまで修復量が増えるそうです。また、高価版である「ナポリンS」には葉酸が含まれており、修復量はさらに4.4mmにまで高まるというデータがあるそうです。

但しナポリンは価格が非常に高く、格安のドラッグストアでも約2週間分で2〜3千円ほどかかります。

一方で処方薬でも、ビタミンB12を含む薬としてメチコバールやメコバラミンがあります。一日分(ビタミンB12=1500mg)で比較すると、価格はナポリンよりもかなり安いです。例えばメチコバールの薬価は21円=2週間分でも定価900円であり、しかも健康保険が効くので3割負担となり、実際の支払いは300円弱で済みます。

神経の修復には効くが、伝達の障害には効果が無い

注意したいのは、ビタミンB12はあくまで末梢神経を修復するための栄養ですから、神経痛の原因が「神経が傷ついている場合」でのみ有効です。そうではなく、神経の伝達系統に傷害がある場合は、ナポリンやメチコバールなどを飲んでも効果はありません。

私も最初に通っていた皮膚科でメチコバールを処方して貰いましたし、その後ナポリンSも1ヶ月以上飲み続けましたが、神経痛は治まりませんでした。私の場合、トリプタノールやメキシチールが効いていることから、神経が傷ついていた訳ではなく、神経の誤作動が痛みの原因であったことになります。

どの薬が効くのかは、神経痛の原因によって異なるので、私が効かなかったナポリンも、他の人には効果てきめんになることも考えられます。残念ながら、どの薬が効果的なのかは試してみないと分かりません。ナポリンや漢方薬などは高額ですから、まず最初は(保険が利いて安上がりな)医師の処方薬を試した方が良いかと思います。


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